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Microsoft Small Business Big Day 舛添要一氏 セミナーリポート |
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2001年4月12日に新宿の京王プラザホテルに於きまして、マイクロソフト株式会社主催の 「Small Business Big Day」が開催されました。 第1部 総合講座では、政治学者の舛添 要一さんが講演されました。 聴講内容の要点をお知らせ致します。
テーマ講演:「IT革命と経営術〜中小企業の経営に成功するには〜」 講師:舛添 要一 氏 (舛添政治経済研究所所長、政治学者)
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折しも、お得意の自民党総裁選の話題から入られました舛添さんですが、本題に入るなり、さしずめ現在 の状況を、「幕末明治維新と同様である」と、危機的状況に例えられました。使い古された感もございます が...
これからの企業経営の3つのキーワードとして、 @グルーバル化(国際化) AIT(道具) B少子高齢化への対応
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@グルーバル化(国際化)
昨今「グローバル・スタンダード」という言葉を使うと、「あれはアメリカの陰謀だ」とか「日本叩きだ」等と言 う人がいるが、それは採用しない人や理解できない人の愚痴である。 真の「グローバル・スタンダード」とは、国際的に見ても良いものを選ぶことに他ならない。
車で言えば、日本の自動車産業の水準は、世界有数の技術力であり、優れた製品を作り出しているが、 利益が出ないのは、何故なのか? 経営者が悪いからである。
例えば、日産のゴーン氏が社長に就任して1年で黒字に転換したのは、ゴーン氏の能力では無い。私が (舛添氏)がやっても同じ結果が出た。何故ならば、フランスの学校の教科書通りにやっただけだから。 ちなみに、ゴーン氏は舛添氏の後輩だそうです。
また、かなりの合理化を実施したが、スポーツチームを解散したりはしない。文化的なものや象徴的なも のは残す。(これは私も非常に同感です。)
日本経営の象徴的なものとして「黒字倒産」がありますが、黒字で倒産するわけが無い。 日本の経営者は「主婦の家計簿」以下の管理しかできていない。 あなたのパソコンで「P/L」「B/S」「キャッシュフロー」がすぐに見れますか? 粉飾決算は止めるべきだ! ← 国際会計基準 家庭の主婦は、家計簿と手持ちの現金とが違えば、何を書き忘れたかを考え、修正するはずだが、会社の経理では、株価が下がっても不動産価格が下がっても帳簿上は変わらない。
こんな話をされました。ダイエーとイトーヨーカードとの比較です。ダイエーは新規に出店するにあたり、土 地を買い、建物も建てて出店していました。対して、イトーヨーカードは、店は全て借家です。以前の評価で は、ダイエーは含み資産が多く評価されましたが、イトーヨーカードは借金が多く、あまり評価されていませ んでした。しかし、現在の両者の評価を見れば一目瞭然ですね。
土地神話の終焉と大企業神話の終焉。
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AIT(道具)
ITは、幕末で言えば「蒸気機関」である。社会を大きく変えた、新しい便利な技術は進んで採用する。
鹿児島にある美味しい薩摩揚げのお店は、インターネットモールで1億円の売上があるそうです。
コストの中で1番高いのは人件費ですよね。だから、コンピュータに任せられることはコンピュータにやらせ る。
日本経済が復活しないのは、自分の苦手な分野まで手を出しているからである。 選択と集中が必要である。苦手な分野は外注に出す。 ← アウトソーシング アウトソーシングすれば契約なので、悪い所はすぐ止めて、絶えず良い所へ乗り換えれば良い。 それは、小さな会社になって行くことである。
例えば、日産の本社(六本木)やホンダの本社(青山)、NEC等はビルを森ビルに売却した。不動産管理が本業でないのだから、餅は餅屋にまかせれば、苦手な分野の人員を他へ回せる。
後述の少子高齢化への対応とも関係するが、これからの日本は労働力不足となり、女性と高齢者に働い てもらう必要がある。否ならば外国人労働者を受け入れるか? しかし、一般的に言えば、女性は出産や子育て、老人介護等の理由から就業できないのも現実である。 女性は男性に比べて能力が低い訳で無く、食事の用意等の家事の為に家に帰らざるを得ない。少なくとも 能力も無いくせに、単に残業していることで給料の高い男性よりは... だから、インターネットを使って食事や買い物をアウトソーシングすればよい。
ドラスティックに言えば、「あなたの会社の従業員を半分にしても運用できるようにする。」 出来るはずである。その為にITを活用してアウトソーシングする。
源泉徴収は止めよう。この制度自体はナチスドイツのヒトラーの真似であり、実施しているのは日本のみ。源泉徴収するために、経理担当者が何人必要か?従業員の為に会社が無料で奉仕しているようなもの。アメリカであれば訴訟になる。 そのため(自分で申告しないために)、どの位税金を払っているのか分かっていないし、意識も低い。
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B少子高齢化への対応
平均寿命が80歳前後になった日本を誇りに思い、自信を持つべきである。との前置きから、 長寿国家の日本で60歳定年は時代に合っていない。しかし、終身雇用制度を継続する限り、定年という 首切りが必要である。
これからの少子高齢化に対応するには、定年制度の中止、終身雇用制度の中止、年金制度改革が絶 対条件である。さらには、フラット賃金(能力給)の導入である。
また、益々IT化が必要である。
ここで、過疎と過密の問題を挙げますが、地方は過疎の中であぐらをかいている。地方交付税交付金等 の支給があるからである。これを止めさせるためにもITが必要である。一律に補助金を交付することが良 くないことである。
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編集後記:どうも時間が経ってしまってから書いているためか。取り留めの無い文章になってしまったこと をお許し願います。 最後に感想を述べさせていただきますと、グローバル・スタンダードにしてもITにしても、先入観を捨てて良い物を積極的に導入すべきであり、それが改革への原動力になると思われます。
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